ワールドクリーンアップデイに参加! 

目次

【ごみ拾いは真剣にやるな!】

「ごみ拾いはつまらない」

2021年の9月18日ワールドクリーンアップデイ和久井秀俊ソーシャルサッカースクールで参加。ごみ拾いが良い活動なんてのは誰でも知っている。実際、

「集めたごみは分別が大変!」

「大量のゴミを集めるのにどれだけ袋を買う必要があるの?」

「集めたごみはどうやって処理するの?」

「コロナだし手で触りたくない!」なんて声が現実聞こえてきていた。

鹿沼大芦川でごみ拾いを始める中学生

鹿沼大芦川でごみ拾いを始める息子

【活動するために決めたこと】

ルール

「一緒にごみ拾いをやりましょう!」では動かない。そこで、強制的に参加してもらうために、サッカースクールを開校し、ごみ拾い参加も条件にした。

環境

そもそもごみ拾いの習慣が地域になかったり、家族でなければ、発想すらしないこともある。ごみ拾いを行う環境を家族のような小さなコミュニティの中に作っていく必要がある。親子で参加することも条件にした。

楽しい

ごみ拾いをやらない理由を探すほうが簡単。ごみ拾いを義務として行っている自治会が栃木には置く存在している。そうした方々に支えられている地域だが、同時に黙々とごみ拾いをしないといけない雰囲気がどのごみ拾い活動にもあった。とにかく楽しむために試行錯誤を行った。

【当日・・・】

こうして、約半年間構想してきたごみ拾い・・・。なんと雨で中止!(泣)

栃木県のコロナによる緊急事態宣言もあり、直前まで規模の縮小、様々な変更を余儀なくされるなか、最終的に台風が来て中止!当日、小雨でも行いたかったが、ここは子供たちの参加する活動。今回予定していた、河川でのごみ拾いは増水による危険性もあるため、当日の朝まで待って中止を決定。

各自でのごみ拾いに切り替えた。しかし決して悲しいことばかりではなかった。

【そんなごみトングじゃ無理だよ!】

環境とルールを作って、楽しい方法を模索しても、やっぱり地元の人には敵わない。その地で生活し、毎日のようにごみを拾いをして、管理をしている人に指導してもらわないとやっぱり不測の事態には対応できない。

ちびっこ広場の管理人さんと和久井の写真

ちびっこ広場の管理人さんと和久井の写真

実際に後日、家族で地元の人たちと話をしながらごみを拾うことができた。バードウォッチングの人に渡り鳥の話をして頂いたり、トンボ取りをしている親子、お菓子を頂いたり、「ありがとー!」という言葉を頂いたりもした。

そう、われわれ家族の今回のごみ拾いは、『ごみ拾いをしながら人と触れ合うこと』。普段私たちは、決められた場所や約束した人と話すことが多い。ごみ拾いはそんな地元の人と家族を繋げてくれる、活動。

バードウォッチングで知り合った方からお手紙

バードウォッチングで知り合った方からのお手紙

お願いです!バードウォッチングで知り合った方から、後日教えた連絡先にお手紙が届きました!綺麗な鳥の写真を送ってくださいました。MARIMO CLUBという情報のみ。お礼をしたいのですが、宛先がわかりません。もしご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください!

【ごみを捨てるのは県内の人?】

当日も外国人や県外から人が訪れていたけど、ごみを捨てるのは県内の人が多いらしい。とにかく色々な出来事や情報がたったの1時間でたくさんあった。

なによりも嬉しかったのが、今回参加を予定してくれた方が各自で近くの公園や通学路、学校回り、予定していた河川などを後日家族で行ってくれた。

様子を見る

【機会をあたえてくれて、ありがとう】

参加してくれたおうちの方に、「こうした機会を与えてくれて、ありがとうございます!」という言葉を頂いて、とても嬉しかった。家族は、色々な経験を共にして、ともに成長する。私たち家族も、このごみ拾いを通して、今まで話したことのない会話をした。それだけでも本当に良い経験ができた。これからも続けていきたい。

家族でごみ拾いをする写真

家族でごみ拾い!

和久井秀俊ソーシャルサッカースクールは、活動を応援して頂ける方サッカースクールへの参加者を募集しています。どうぞ宜しくお願いいたします!

AUTHOR

和久井秀俊海外日本人サッカー選手
9カ国12クラブでプレーするプロアスリート

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